#33 「本当にモテる男が本命に選ぶ女」
SPECIAL COLUMN
#33 「本当にモテる男が本命に選ぶ女」/妹尾ユウカ
RAVIJOUR公式オンラインストアでこれまで32本の連載コラムを掲載してくれている、コラムニスト・作家の妹尾ユウカさん。
今回は、そんな妹尾さんに初めて公式インスタグラムで募集したみなさまからの質問にお答えいただきました。
1 モテる男が本命に選ぶ女の特徴は?
モテる度合いや属性にもよるかとは思いますが、私がこれまでに出会った“本当にモテる男性たち”は、本命に「いい奴」を選んでいた印象が強いです。「互いが同性だったとしても、この二人は友達だったんだろうな」というような関係の二人が結ばれている。
そもそも、モテる男がいわゆる「いい子」や「いい女」に惹かれるタイプであれば、とうに誰かと交際や結婚をしているはずですなので、"モテるのにまだ一人"という男性が、今更そういった要素に惹かれることは少ないでしょう。
とはいえ、「いい奴」以外がまったく選ばれないわけではありません。「いい奴」の次に本命になっているのは、意外にも「いい子」だったりします。
ここで言う「いい子」とは、本当に純粋すぎるがゆえに、多少の嘘や浮気にも気づかないような女性。もちろん、私のような穿った目を持つ第三者には、ただの「都合のいい子」に見えたりもしますが、男性にとっては、「裏切れない」「守らなきゃ」という罪悪感や保護本能を呼び起こす相手でもあるようです。
そして、最も選ばれにくいのが「いい女」。
綺麗で気が利いて、モテ要素が詰まっているにもかかわらず、本命にならない。それはおそらく、対等な関係を築くには“完成されすぎている”からです。「この人に、自分は必要ないかもしれない」と感じさせてしまうような女性は、恋の相手にはなっても、本命にはなりにくいかもしれません。
つまり、本当にモテる男が選ぶのは、「一緒にいて楽しくて、信頼できる人」か、「どうしても放っておけない人」。きっと彼らは、“恋”よりも、“関係”を選んでいるのだと思います。
2 動物を飼うメリットを教えてください。
小さなお子さんがいるご家庭では、犬を迎えることで、子どもが「愛すること」を学ぶきっかけになると思います。ご高齢の方にとっては、散歩をすることで運動不足が解消されるだけでなく、犬を通じて人との交流が生まれ、老化防止にもつながるメリットがあるそうです。また、独身のジジイにも犬はとてもおすすめです。例えば、夕方に公園の周りをジジイが一人で散歩していたら、怪しまれるかもしれません。でも、"犬を連れている"というだけで、そんなふうには思われず、むしろ、「優しい人」に見えることすらあります。「ただのジジイ」から「犬を連れているジジイ」になるだけで、不審がられることなく堂々と外を歩けるのです。もし、散歩の相棒を犬ではなく猫やウサギ、亀などにした場合、それはそれで別の不審さが生まれてしまうので、その点でも犬がベストだと思います。
3 20代のうちにやっておくべきことは?
つまらないことを言いますが、とにかく努力することだと思います。向き合うべきことから絶対に逃げずに努力してきたかどうかで、20代の終盤あたりから明らかに差がつき始めます。ちなみに、努力、掃除、入浴の3つは、いくらやっても後悔することがないのでおすすめです。
逃げ癖をつけたまま30代を迎え、そこでようやく後悔しても、20代のうちから頑張っていた人との差を埋めるのはとても大変です。20代と30代では、周囲から受けられるアドバイスやサポートの量が違います。しかし、それでもなんとか頑張らないと、やがて努力している人にケチをつけたり、輝いている人を認めないことで自分を正当化するカスになります。なので、「努力はしておくべき」というより、「しておかないと危険」という方が正しいかもしれません。
妹尾ユウカ
独自の視点から綴られる恋愛観の毒舌ツイートが女性を中心に話題となり、
『AM』や『AERA.dot』など多くのウェブメディアや『週刊SPA!』『ViVi』などの雑誌で活躍する人気コラムニスト。
その他、脚本家、Abema TVなどにてコメンテーターとしても活動するインフルエンサー。